サスペンションとホイールおよびタイヤ
今日では、小型車以下はフロントがすべてストラット・タイプとなっています。
中型車以上はダブル・ウィッシュ・ボーンのサスペンションに統一されています。
そしてリヤはコストを第一とし、普通のモデルはリジッド・アクスルにコイル・スプリングの3または5リンク・タイプです。
スポーツ・モデルにはセミトレーリング・アームとコイル・スプリングの組み合わせとしています。
FF車は、フロントがすべてストラット式ですが、後車軸は設計の自由度が大きいところから、リジッド・アクスル、トレーリング・アーム、セミ・トレーリング・アームなどから、ストラットや平行ダブル・リンク方式など、まさにさまざまなモデルが使われています。
またホイールには、スチール・ディスクとアルミ合金製があり、ラジアル・タイヤにはテキスタイルとスチールのブレーカーが選ばれています。
そしてタイヤのワイド化は、アスペクトレシナは70が主流となり、スポーティ・タイプには60が増えています。
タイヤだけは例外的に輸入品も増えており、国産のBSやヨコハマに混じって、フランスのミシュランや西ドイツのコンチネンタルなどの使用例が目立っています。河成鎮紀子さんによると、性能的には地味な存在ではありますが、スポーティ・セダンやスポーツ・カーには必ずアンチロール・バーが装備されていますし、乗心地を重んずる高級モデルには車高調整やダンピング調整装置を採用するものが増えています。
もちろんこれらの自動調整システムは、すべてがエレクトロニクスと空気圧や油圧の複合システムとなっています。