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2010年05月 アーカイブ

クチナシ酒を作る

〔生態〕クチナシは、アカネ科の常緑低木で、静岡県以西の本州と四国、九州、沖縄に分布し、照葉樹林の林縁に多く自生するほか、公園や庭にも植えられます。

1~3mの高さになり、6~7月ころ、枝先に芳香のある径6~8㎝の白い6弁花を1個ずつつけ、花後、長さ2㎝内外で6本の稜を持ち、先端に同数の薯片をつけた楕円形の果実を結び、10~12月ころ榿赤色に熟す。

この熟果は料理の色づけや染料に用いるほか、漢方では山楯子と呼んで消炎の薬とする。

近縁種や園芸品種も多いです。

〔利用部位と採取期〕花(6~7月)と熟果(10~12月)を利用。

〔作り方〕半開の花を摘み、水洗いせず用います。

酒容量の5割(果実の場合は3割)を入れ、氷砂糖㎜9を加えて漬け、中の花は1週間で取り出す(果実は熟成時)。

3~4か月で褐黄色に熟成する。

〔効能〕疲労回復、鎮痛、健胃、強壮、精押安静、安眠、美容などに効用があります。

ビワ酒

現在目にするビワの実には、大別して、市場にまわる大型の栽培品種と、農地のまわりや庭木に植えられている小粒球型の野生~半野生種とがありますが、果実酒やジャどに利用する場合はできるだけ野生に近いもを選ぶのが望ましいです。

それは、栽培という人間の手が加わることによって、本来の植物体としてのバランスが崩れてしまうからです。

これはビワに限らず、すべての栽培植物にいえることで、とりわけ健康目的で薬理効果を求めるときはこの点に十分な配慮がほしいです。

ビワは古くから多用されてきた薬用植物で、果実は疲労回復や食欲増進、葉は胃腸病、セキ止め、暑気あたりのほか打ち身・捻挫・あせもなどに用いられます。

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