サクラ酒を作る
〔生態〕通常、われわれが「サクラ」と呼ぶときは、バラ科サクラ属サクラ亜属の樹木全体をさします。
日本の野生のサクラには、ヤマザクラ、オオヤマザクラ、オオシマザクラ、エドヒガン、マメザクラ、ミネザクラなどがあるが、これらの雑種、園芸品種を合わせると200種をはるかに超える「サクラ」があることになります。
ソメイヨシノは、バラ科バラ属の落葉高木で、オオシマザクラとエドヒガンの雑種です。
江戸時代末期に江戸駒込の染井の植木屋が創出したとされるのが名の由来だが、実際には右2種の自然雑種と思われます。
全国各地の公園や街路、民家の庭などに広く植えられます。
10~15mの高さになり、3~5月、葉にさきがけて枝先の散形花序に径4㎝内外の淡紅色の5弁花を3~4個ずつつけ、花後、径1㎝ほどの球果を結び、5~7月に黒紫色に熟す。
この熟果は、やや渋味があるが生食もできるほか、ジャムにも利用できる。
(利用部位と採取期)5~7月に熟果を採取して用いる。
〔作り方〕水洗いして水けをきり、酒容量の5割を入れ、氷砂糖100gを加えて漬け込む。
3~4か月で紫紅色に熟成します。
中の果実は取り出さずそのまま漬け置いてよい。
〔効能〕疲労回復、安眠、セキ止め、去疾、美容などに効用があります。